最近の若者は「夢がない」というニュースをよく耳にする。昔は、高級な時計が欲しくて汗水たらして頑張ってお金を貯めたものだが、今の若者は高級時計も欲しくない、車も彼女も欲しくない・・・そう、無気力なただ生きているだけの状態になっている若者が多いように思える。将来何がしたいという明確な目標がなく、ただ生かされている。仕事をしなくては食べていけないから、働きたくないが仕方なく働く。もちろん、出世欲もない。そんな人生が終わりを告げるときに、自分の人生は楽しかったと言って死ねるのだろうか。夢を持ち、その夢に向かってひた走り、夢を叶えてこそ、達成感に打ちひしがれ人生を楽しめるのではないだろうか。

だからといって、高級車が欲しいなどという大きな夢を持つ必要もないと思う。手が届くか届かない程度でいいから、ある種目標のような夢を持ってみるのはどうだろうか。例えば、今住んでいる家がワンルームだから、いつかは1LDKの家に住んでみたい、将来猫を飼ってみたい。そういった、少し頑張れば叶えられそうなことも、立派な夢である。その夢が叶えば、また更に手の届きそうで、でも現状では届かないという夢を持つといい。コンシェルジュのいるマンションに住んでみたい、どこどこに旅行に行ってみたいなど。とにかく、大きな夢でなく小さな夢=目標を持つことで人生はより一層豊かになり、生きていくモチベーションとなる。無気力で死にたくなってしまいそうに落ち込んだ時にも「まだ猫を飼うという夢を叶えていない」と歯止めになるかもしれない。どんな小さな夢でも、ただ夢を持つ、ということが大切である。